医薬品登録販売者のブログ(独学勉強方法から日常まで)

【ドラッグ秘伝】ウサギ型登録販売者独学勉強方法【主婦・多忙な人向け】 

YuuMUTSUKI
WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -
YuuMUTSUKI
現役の登録販売者です。 学生時代にアルバイト中に登録販売者の資格試験に合格しました。 一発合格で2ヵ所受かりました。 登録販売者としてアルバイト、パート、社員の立場で働いた経験があります。働いた業態はコンビニ、スーパー、コンビニで登録販売者です。このブログ「登販部」名は、緩いつながりの部活みたいなサイトになればいいなぁという思いでつけました。以下の「詳しいプロフィールはこちら」に登録販売者についての私のQ&Aをまとめています。
詳しいプロフィールはこちら

登録販売者の勉強は毎日コツコツのカメ型勉強方法が基本。だが、仕事で忙しい人、毎日勉強時間を取れない人は、ウサギ型勉強方法もある。メリハリをつけて各章ごと仕上げていく勉強方法です。これはドラッグストアが社員向けに登録販売者試験対策に使っている勉強方法です。この記事ではそんな勉強方法をご紹介します。

侑(Yuu)

この記事を読んでわかる事(記事の内容)

・毎日勉強時間がとれない!!人向けの勉強方法

・ウサギ型登録販売者勉強方法

・ウサギ型登録販売者勉強スケジュール

・ドラッグが社員向けの登録販売者勉強でも使っている勉強方法です

・ウサギ型登録販売者独学勉強方法の成功のポイントは1つだけ

・主婦さんなら勉強する順番は「1章・2章・4章・5章・3章」がおすすめ

・【自己責任】究極のながら勉強方法「テキスト7回読み勉強方法」もある

・まとめ

以前以下のツイートをしました。

登販の勉強は「毎日コツコツ」のカメ勉強が基本。

だがメリハリの「ウサギ勉強法」もある。

1日8時間テキスト勉強⇒その後の2週間はダラダラ過去問を解く⇒そしてまた1日8時間みっちりテキスト勉強してそのあと2週間はやったりやらなかったりの日もありながら過去問を解く

今度記事にします。

上記のツイートの深堀りも含めて解説していきます。

毎日勉強時間がとれない!!人向けの勉強方法

登録販売者の勉強を始めるなら3ヶ月の勉強期間を目安に、毎日コツコツ勉強する方法が一つの定番の型です。

長すぎる勉強期間は「勉強の継続」の妨げになります。目安として3ヶ月前後が毎日コツコツ勉強出来る目安です。

ですが、現実として

「仕事が忙しくて毎日勉強時間がとれません。」

「ドラッグで働いているけど勤務時間が不規則で、仕事がある日は勉強が厳しい。休日は勉強時間が作れるんだけど…」

「主婦で小さい子供もいます。勉強より優先しなければいけない家事もある。毎日継続した勉強時間の確保は難しい」

そんな人は、登録販売者の試験勉強はどうすればいいのでしょうか?その答えとして今回の記事を書くことにしました。

ウサギ型登録販売者勉強方法

とりあえず、今回紹介する勉強方法は「ウサギ型登録販売者勉強方法」とします。

勉強方法は以下のとおり

・1日8時間集中してテキスト勉強をする
・テキスト勉強後、2週間はテキスト勉強した範囲の過去問題集を解く

・2週間後また1日8時間集中して新しい範囲のテキスト勉強を進める
・新しく勉強したテキスト範囲の過去問題集を解く

「テキスト勉強+過去問題集解き」を1サイクルとして6回でテキスト読破終了。

その後は、過去の都道府県試験問題を解いていく。

という勉強方法です。

テキスト勉強は1日8時間集中して勉強します。ですがその後2週間は学んだ範囲の過去問を解いていく。毎日必ず出来なくてもOK。ただし2週間で200問は解きたいですね。

そしてまたテキスト勉強(続きの範囲)を1日8時間集中して進めます。そしたまたその後はゆっくりでいいので2週間をかけて勉強した範囲の過去問題を200問解く。

1日はめっちゃがんばって走り、そのあとは休憩しながら勉強をする。そしてまた1日めっちゃ頑張って走り、その後は、ながら勉強です。まさにイソップ童話のウサギとカメの競争の話のウサギような話しです。

ウサギ型登録販売者勉強スケジュール

では、このウサギ型勉強方法のモデルスケジュールを考えてみます。

テキスト勉強回数+過去問 テキスト勉強範囲 テキスト勉強範囲のポイント
2週間の勉強内容

テキスト1回目(8時間)

過去問200問

 

・第1章「医薬品に共通する特性とその作用」

・第2章「人体の働きと医薬品」

【登録販売者の勉強方法】医薬品に共通する特性と基本的な知識【テキスト第1章1限目】

医薬品に共通する特性と基本的な知識【テキスト第1章2限目】

人体の働きと医薬品【テキスト第2章1限目】

人体の働きと医薬品【テキスト第2章2限目】

2週間の勉強内容

テキスト2回目(8時間)

過去問200問

・第2章「人体の働きと医薬品」

・第3章「主な医薬品とその作用」

人体の働きと医薬品【テキスト第2章3限目】

人体の働きと医薬品【テキスト第2章4限目】

人体の働きと医薬品【テキスト第2章5限目】

主な医薬品とその作用【テキスト第3章1限目】

2週間の勉強内容

テキスト3回目(8時間)

過去問200問

・第3章「主な医薬品とその作用」 主な医薬品とその作用【テキスト第3章2限目】

主な医薬品とその作用【テキスト第3章3限目】

主な医薬品とその作用【テキスト第3章4限目】

2週間の勉強内容

テキスト4回目(8時間)

過去問200問

・第3章「主な医薬品とその作用」 主な医薬品とその作用【テキスト第3章5限目】

主な医薬品とその作用【テキスト第3章6限目】

主な医薬品とその作用【テキスト第3章7限目】

2週間の勉強内容

テキスト5回目(8時間)

過去問200問

・第3章「主な医薬品とその作用」

・第4章「薬事関係法規・制度」

主な医薬品とその作用【テキスト第3章8限目】

薬事関係法規・制度【テキスト第4章1限目】

薬事関係法規・制度【テキスト第4章2限目】

2週間の勉強内容

テキスト6回目(8時間)

過去問200問

・第4章「薬事関係法規・制度」

・第5章「医薬品の適正使用・安全対策」

薬事関係法規・制度【テキスト第4章3限目】

薬事関係法規・制度【テキスト第4章4限目】

医薬品の適正使用・安全対策【テキスト第5章1限目】

医薬品の適正使用・安全対策【テキスト第5章2限目】

上記のスケジュールで約3ヶ月の勉強時間になります。ウサギ型勉強方法では4ヶ月ぐらいの勉強時間がひとつの目安になると思います。

この後は過去問題集を解きまくるローラー作戦になります。

その後の登録販売者試験本番までは、「過去の登録販売者試験問題」を解く。間違えた箇所は再確認しながら試験本番まで過去問を解きまくるのみ!です。

ドラッグが社員向けの登録販売者勉強でも使っている勉強方法です

ふ~ん。ウサギ型勉強方法はわかったけど…、本当に効果があるの?という疑問があるかもしれません。ですが、この勉強方法でも登録販売者試験には一発合格する可能性は高いです。

この勉強方法はドラッグストアが社員向けに登録販売者勉強にも使っている方法です。

ドラッグストアでは1日8時間のテキスト勉強を「集合研修形方式」あるいは「eラーニング」で行います。その後宿題(自己啓発)で過去問を勉強した範囲で200問出します。

私の体感ではしっかり過去問をちゃんと独学でやった人は80%以上の合格率はありました。

それが、私が「毎日コンスタントに勉強時間が確保できない人は、ウサギ型勉強方法もあり」と考えたしだいです。

性格的にコツコツやれない人はウサギ型勉強方法の方があっているかも…と感じます。

ウサギ型登録販売者独学勉強方法の成功のポイントは1つだけ

このウサギ型登録販売者勉強方法で独学でチャレンジするなら注意点が一つ。

週間ごとに訪れる1日8時間テキスト独学勉強をやれるかどうか?

ドラッグは新入社員に勤務時間で強制的に勉強をさせます。当然、勤務時間ですので勉強するのを断れません。この強制力が挫折防止になっているのは事実です。

これが、一人独学ですと自分に甘くなり…最悪勉強を辞めるリスクがカメ型勉強方法よりも断然高いのが現実です。

ここが、ウサギ型登録販売者勉強方法が成功するかどうか?のキモになります。

準備する物としては章ごとにまとめられた過去問題集」も必要になります。この辺は別記事でも書いていますので参考にして頂ければ幸いです。以下の記事です。

人気記事:独学向け登録販売者試験テキストと去問題集の選び方+おすすめ4選

主婦さんなら勉強する順番は「1章・2章・4章・5章・3章」がおすすめ

主婦さんなど毎日の子育てや家事に忙しいです。また勉強もブランクがある人がほとんどです。そこで登録販売者のテキスト勉強の順番としては

1章⇒2章⇒4章⇒5章⇒3章の順番でテキスト勉強がよい

理由は、3章が「必ず苦戦」するから。

第3章は、もう意味の解らないカタカナ薬品名や漢方など薬効の暗記のオンパレードの章です。私は「魔の第3章」と読んでいます。

第3章を最後に持ってくるには理由があります。

1章・2章・4章・5章と勉強したきたんだから、諦めたくない! という気持ちで頑張れる!から。

第3章で挫折する人を多く見てきました。でも、諦めず腐らず投げずにがんばれば、徐々に頭に入ってきて覚えられるようになります。そこまでがんばれるか?どうかが全てです。

3章を勉強の後半に持ってくるメリットとしてもう一つは、試験本番に近い日時で勉強することで、記憶の定着が期待できるから。試験本番10分前に暗記したことは、テストがスタートしても覚えていますよね。それといっしょ。

主婦さん以外でもテキスト勉強をする章の順番を変える方法は有効です。テキストは1回読んで覚えられるようには出来ていません。みんな1回では覚えられません。何回も読んだり、過去問を解いて間違って、確認して覚えていきます。

第3章の効率的な勉強方法はこちらの記事で紹介しています。

人気記事:【登録販売者独学勉強方法】「薬箱」積み上げ勉強法【第3章攻略のコツ】

【自己責任】究極のながら勉強方法「テキスト7回読み勉強方法」もある

ここでもうひとつ、忙しい主婦さんにおすすめの登録販売者の勉強方法をご紹介します。

以前以下のツィートをしました。

登録販売者の勉強方法

・教科書7回読み勉強方法

教科書7回読み勉強方法というのがあるらしい。

これを登録販売者の勉強に活用するとテキスト7回読み勉強方法になる

ポイントはテキスト選びかな?

全国過去問7回解き勉強方法も効果ありそう

一発合格した人は必ず7回以上は過去問解いている

テキストをただひたすら7回は読むという勉強方法です。そんなんで試験に合格するの?という意見もありそうです。

この勉強方法を知った時、私は確かに7回テキストを読めば84点ギリギリで合格できるようになるかも知れない」と感じました。

理由は

・7回もテキストを読めば間違いなく登録販売者試験内容の概要は理解できる。

・細かい暗記の部分は不安だが、試験はマークシート方式だから完全暗記は必用ない

・おそらく4回目5回目からテキストを読むときは、半分暗記した状態でスラスラ読んでいける。(反対に1回目2回目はテキストを読むだけでも時間がかかる)

そしてこの勉強方法の一番のメリットは勉強している感が少ないこと。単純に読書しているように勉強できる事です。

読書が好きな人、寝る前ぐらいしか時間が取れない人などです。

メリットは読書をしている気持ちで勉強できる。暗記する覚えるプレッシャーを捨てて勉強できること。

7回読んだあとは必ず過去問は一度は解くことは絶対です。

デメリットはどうしても「テキスト7回読むには時間が必要」ということ。

でもこの勉強方法は登録販売者の試験を受けようかどうか迷っている人に向いているかもしれません。

どんな勉強方法にも人により合う合わないはあります。そこで、今回究極のながら勉強方法を紹介してみました。

・まとめ

ドラッグストア秘伝の登録販売者試験対策に使っている勉強方法。ウサギ型勉強方法のまとめです。

・①2週間でテキスト勉強1日1回8時間+テキスト範囲の過去問題を200問解く

・①を6回でテキスト内容を終了

・その後は「過去登録販売者試験問題」を試験日まで解く勉強時間にあてる

1章・2章・4章・5章・3章の順で勉強が挫折防止、記憶の定着に良い

・究極のながら勉強法方法「テキスト7回読み勉強法」もある

毎日コツコツ勉強するのは苦手だぁ~。毎日勉強時間が仕事や子育て家事でとれません。でも登録販売者の勉強にチャレンジしたい!という人はぜひ参考にしてみて下さい。

また以下の記事でも書いていますが、併せて5個のポイントも大切です。5個のポイントで触れていますが登録販売者勉強のツイッターアカウントは、面白いし刺激にもなります。最新情報なども流れてくるので独学で一人でがんばろうと思っている人にもおすすめします。

ちなみに私はツイッターの回し者ではありません(笑)

人気記事:【登録販売者勉強方法】独学3ヶ月で一発合格する5個のポイント【初心者必読】

人気記事:【登録販売者とは】試験概要から難易度、将来性まで解説【完全初心者向け】

PR

【宣伝】

この記事を書いている人 - WRITER -
YuuMUTSUKI
現役の登録販売者です。 学生時代にアルバイト中に登録販売者の資格試験に合格しました。 一発合格で2ヵ所受かりました。 登録販売者としてアルバイト、パート、社員の立場で働いた経験があります。働いた業態はコンビニ、スーパー、コンビニで登録販売者です。このブログ「登販部」名は、緩いつながりの部活みたいなサイトになればいいなぁという思いでつけました。以下の「詳しいプロフィールはこちら」に登録販売者についての私のQ&Aをまとめています。
詳しいプロフィールはこちら

●この記事を読まれた人に人気の記事●


- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Copyright© 登販部 , 2021 All Rights Reserved.