【登録販売者勉強方法】専門学校(通学)は高すぎる!【結論:特別奨学生制度を利用すべし】
登録販売者の資格を専門学校(通学)で取得しようと考えている人向け。特に高校卒業を控えて進路で登録販売者専門学校に行くか迷っている人にフォーカスしています。登録販売者の専門学校のメリット、デメリットは? 特別奨学生制度って何? 通学での勉強に向いている人はどんな人? この記事ではそんな疑問にお答えします。
侑(Yuu)
この記事を読んでわかる事(記事の内容)
・登録販売者専門学校(通学勉強)の勉強方法メリット、デメリットを比較
・専門学校の特別奨学生制度とは?
・特別奨学生制度+実務経験(アルバイト)収入=専門学校最強説
・まとめ:専門学校は高すぎる…と思う
以前以下のツイートをしました。
登録販売者の専門学校なら特別奨学生制度を利用しましょ。
専門学校は学費(2年で約200万円)が高い!
メリットは実務研修2年分を確保しながら資格を取得でき、卒業と同時に登録販売者管理者として速戦力で就職を狙える。
社会に出る若い人を応援したい#登録販売者 #登録販売者試験勉強
— YuuMUTSUKI (@YuuMUTSUKI) January 20, 2021
“登録販売者の専門学校なら特別奨学生制度を利用しましょ。
専門学校は学費(2年で約200万円)が高い!
メリットは実務研修2年分を確保しながら資格を取得でき、卒業と同時に登録販売者管理者として速戦力で就職を狙える。
社会に出る若い人を応援したい“
上記のツイートの深堀りも含めて解説していきます。
この話題についての私の考えを書きます。
後半では「解決策」も解説しました。
ではよろしくお願いします。
・登録販売者の専門学校の特徴(独学・通信との比較)
最近では大学、短大でも登録販売者の資格取得を目指す学科もあります。さらに登録販売者の資格取得コースを開設している専門学校もたくさんあります。資格取得と専門学校は相性が良いのが理由です。
メリットが多い登録販売者の専門学校ですが、独学、通信と比較して最大の違いは費用です。
ここでは、専門学校の最大手、大原学園を例に解説していきます。
・大原学園(2年制)の登録販売者資格取得コースの場合 □学費合計:2,140,000円(記事執筆現在)
・入学時:200,000円
・1年次:970,000円
・2年次:970,000円
細かいところを言えば、就職関連諸費(外部適性検査)5,000円程度、卒業諸費30,000円程度等が、その都度実費が負担になります。
独学、通信講座と比較して圧倒的に費用が掛かります。
専門学校のは行く意味がない!という意見について
登録販売者の専門学校に不定的な意見を要約すると、すべて学費の高さに行きつきます。
独学でも合格を狙える登録販売者の資格に高いお金を出していく意味があるのということです。
費用だけを考えるなら、その通りです。ですが現実には多く人が専門学校(通学)で資格取得をしている事実もあります。それはなぜでしょうか?
次にそのことも深堀りして考えていきます。
・登録販売者専門学校(通学勉強)の勉強方法のメリット、デメリットを比較
専門学校(通学)のメリットとデメリットを解説します。登録販売者の資格取得勉強方法で比較します。独学と通信と専門学校(通学)で比較してみます。
・メリット
独学 | ・勉強に一番お金がかからない
・自分の好きな時間に勉強できる |
通信 | ・コストと結果のバランスがよい
・自分の好きな時間に勉強できる ・最新の情報、勉強ノウハウを利用できる |
通学(専門学校) | ・卒業と同時に登録販売者管理者になれる
・挫折率が低い(クラスメートの連帯感) ・試験情報等、すべて用意してくれる |
・デメリット
独学 | ・自己管理で勉強できないと厳しい
・孤独で勉強する必要がある ・挫折率が通信、通学と比較して高い ・最新の情報等は自分で収集する必要がある |
通信 | ・費用が独学よりかかる
・孤独で勉強する必要がある ・通信(専門学校)より挫折率は高い |
通学(専門学校) | ・入学金、授業料等大きなお金がかかる
・日程、時間、場所、通学時間の制限がある |
専門学校(通学)での勉強方法の特徴は大きく2個です。
2:卒業と同時に登録販売者管理者になれる。(在学中に実務経験を確保した場合)
※過去直近5年以内のうち実務経験(ドラッグ等でアルバイト)が2年以上累計1,920時間以上
あともうひとつメリットをあげるとすれば、挫折率の低さです。登録販売者試験の合格を目指しているクラスメートと一緒に勉強することで生まれる連帯感が低い挫折率の原因です。
登録販売者の専門学校は実務経験が卒業と同時に得られるのが大きい。登録販売者の資格は実務経験を伴って価値のある資格だからです。
・専門学校の特別奨学生制度とは?
専門学校の勉強方法で最大の問題デメリットは学費の高さであることは間違いありません。その問題を解決する方法が、専門学校が個別に実施している特別奨学生制度です。
特別奨学生制度とは、チートな制度です。
以下は、大原学園の特別奨学生制度の詳細です。
試験による特別奨学生制度
・入学するかどうかは試験後に決められる
・受験料は無料
・試験はマークシート方式
□応募資格
高等学校を卒業した方、または卒業見込みの方
高等学校卒業者と同等以上と認められた方
□試験日
第1期:2020年10月11日(日)
第2期:2020年11月23日(祝)
第3期:2021年3月7日(日)
毎年10月、11月、3月 ※2020年度の場合
(来年の最新の情報は大原学園のホームページの確認をお願いします)
□試験内容
筆記試験(マークシート方式)・面接試験・調査等による総合選考
□試験科目
必須:国語
選択:英語・数学・簿記・歴史・公民から1科目
資格・クラブ活動による特別奨学生制度
・入学前に取得している資格・成績で学費が免除
・認定は入学年の3月31日取得分までOK
・すべての出願方法で利用できる
□応募資格
高等学校を卒業した方、または卒業見込みの方
高等学校卒業者と同等以上と認められた方
□認定資格の例(該当資格は40以上)
・高等学校在学中所属のクラブ活動で都道府県大会ベスト8以上
・日本英語検体協会実用英語技能検定 準2級
・日本漢字能力検定協会日本漢字能力検定 3級
・全国商業高等学校協会簿記実務検定 2級
・高校在学中皆勤
・日本商工会議所簿記検定 3級
・全国商業高等学校協会情報処理検定 2級
等
「特別奨学生制度はわかったけど、制度に受かる気がしない」と言う人もいるかもしれません。ですがチャレンジしなければ解りません。
学費が全額免状にならなくても、一部でも免状になる可能性があるなら挑戦しましょ。
日本には学費を貸与してくれる奨学金制度はあります。
国の教育ローンや日本学生支援機構奨学金もありますが、貸与終了後には返済義務があります。
返済が必要な奨学金は借金と同じです。キビシイことを言います。
大学、短大の進学でも、卒業後に奨学金を返済するタイプの奨学金を借りる人はたくさんいます。
すこし世の中を知った私から言えば、返済義務のある奨学金は借金と同じ。借金を背負って社会にスタートするのは、なるべく避けるべき。と考える派です。
・特別奨学生制度+実務経験(アルバイト)収入=専門学校最強説
登録販売者の専門学校では、2年の在学中にドラッグストア等で実務経験(アルバイト)を積むカリキュラムがある学校もあります。
専門学校の在学中に実務研修期間を終えることができ、実務経験での収入も得ることが出来ます。
実務経験期間(過去直近5年以内のうち実務経験2年以上累計1,920時間以上)ですので時給900円としても2年間で1,728,000円にもなります。
登録販売者の専門学校に通うなら、在学中の2年間の間に必ず実務経験は終了させましょう。専門学校のカリキュラムが無くてもドラッグ等でアルバイトをすれば、登録販売者の仕事を具体的にイメージできますし、就職にも有利になる可能性が高まります。
・まとめ:専門学校は高すぎる…と思う
専門学校(通学)で登録販売者の資格を取得する勉強方法のまとめです。
・専門学校(通学)での最大のデメリットは学費の高さです。
・学費が全額(一部)免状になる特別奨学生制度を利用しましょ。
・在学期間に実務経験を修了させる。実務経験のアルバイト収入も得られて学費の補填も可能。
登録販売者になりたい!と思い専門学校に行きたい!と進路を考えている若い人に向けてこの記事は書いています。
「専門学校の学費は高すぎる…」と進学を諦めることはありません。学費免除の特別奨学生制度がある専門学校なら必ずチャレンジしましょう。
高校を卒業して「登録販売者になりたい!」と進路を決めた若い人を応援したい気がある。
・進路で専門学校を選択する人は、卒業生が自分の希望する就職先の実績があるかは要チェックしましょ。
・あと卒業生の登録販売者資格を活用できる業界(ドラッグ等)への就職率も大切。
これが学校の選択基準
— YuuMUTSUKI (@YuuMUTSUKI) January 22, 2021
最後に専門学校で登録販売者の資格を取得し実務経験もクリアーして卒業すれば、即戦力の登録販売者として就職できます。
希望する会社、業界があるのならば過去の卒業生の就職先のチェックも忘れずに。選ばなければ登録販売者として就職先には困ることは無いと思います。
学費免状で専門学校で学べるなら勉強方法ではチート状態です。
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