【登録販売者の勉強方法】「過去問題勉強が最強」説に白黒つけようか!【根拠あり】
資格勉強でよく言われる言葉があります。「過去問題だけやっていれば資格試験は合格するよ」という言葉です。これは本当なのでしょうか?正しいような気もしますし、違うような気もするのが本当のところ。この記事ではそんな悩みにお答えします。この過去問題勉強法が最強説に白黒をつけます。
侑(Yuu)
この記事を読んでわかる事(記事の内容)
・過去問題勉強最強説とは?
・過去問最強説は、おすすめしない1個の理由
・登録販売者試験は難易度が上がっている
・過去問最強説は同じ問題が頻出する資格試験に有効
・まとめ
以前以下のツイートをしました。
登録販売者の勉強をシンプルに考えると「回数×過去問題」でしかない。
テキストは1回だけ読んで、あとの勉強はすべて過去問解きにあてる。
理由は3個
・登録販売者の試験問題は傾向がある。
・頻出薬品やそれに対するキーワードの傾向
・文章の言い回しからの正誤判断パターン過去問勉強最強説
— YuuMUTSUKI/登録販売者勉強ブログを書く人 (@YuuMUTSUKI) March 31, 2021
登録販売者の勉強をシンプルに考えると「回数×過去問題」でしかない。
テキストは1回だけ読んで、あとの勉強はすべて過去問解きにあてる。
理由は3個
・登録販売者の試験問題は傾向がある。
・頻出薬品やそれに対するキーワードの傾向
・文章の言い回しからの正誤判断パターン
過去問勉強最強説
上記のツイートの深堀りも含めて解説していきます。
それでは詳しく解説していきます。
過去問題勉強最強説とは?
資格試験で良く「過去問最強説」って聞きますよね。過去問最強説というのは平たくいうと
・過去問だけで勉強することです。過去問をはじめから解いていく勉強方法です。
一見めちゃくちゃな勉強方法ですが、この勉強方法でも「合格した!」という報告があります。
資格試験において「過去問を数年分解答する」というのは必ずやらなければならない勉強過程です。
ですが過去問最強説で勉強して合格するには条件があります。
1.資格試験の合格率が過去実績で50%以上はある。 2.絶対評価の資格試験であること。合格基準が明確化されており基準に達せば全員合格の資格試験。(落とすための試験ではなく合格させるための試験)
このような資格試験には有効。
具体的には第二種衛生管理者などです。あまりなじみがないかもしれませんが第二種衛生管理者は国家資格です。
具体的には以下の記事で書いていますので、興味のある方は参照をお願いします。
参考記事:【第二種衛生管理者試験】独学1ヵ月で一発合格した勉強方法【登販とW資格が最強な件】
過去問最強説は、おすすめしない1個の理由
登録販売者試験で。「過去問最強説」で勉強するのはどうでしょうか?
おすすめしない。
・過去問をテキスト代わりに勉強するのは良いが、過去問の正解・不正解の理由を調べるのに時間がかかる。 勉強時間がどんどん溶けていく。非効率になる。その面倒くささで挫折することになる。
身近に、過去問だけで合格したよ。という合格談があります。ですが、合格すればみんな「大きく盛って言う」ものです。
真面目な素直な人は、「そうか過去問だけやれば合格できるのか」と考えてしまいます。ですが間違いなく過去問だけで勉強するのは非効率です。
そして、非効率さで時間がどんどん溶けていきます。
登録販売者試験は難易度が上がっている
登録販売者の試験の難易度は年々上がっている。
試験範囲は厚生労働省の発表している「試験の手引き」(参考:試験問題に関する手引き平成30年3月)は変わりがない。
しかし最近の問題を見ると以下の変化が出てきています。
・問題も形式の変化(お客様が問いかけるような事例問題形式) ・過去試験に出題されていない「医薬品・漢方・生薬」を積極的に出題 ・試験の手引き以外の製薬名も問題文中に登場する
このような変化で難易度を上げてきます
この流れには過去問最強説の勉強方法では対応できないのです。
過去問最強説は同じ問題が頻出する資格試験に有効
過去問最強説は「過去の同じような問題が同じ問題形式で出題される資格試験」に有効です。
その面から考えると、登録販売者試験は通用しなくなる時が来るのは間違いない。
規制緩和で生まれた登録販売者の資格です。ですが、資格というのはその時代の需要と供給という面もあるのは事実です。
以前以下のツイートをしました。
【 NHKニュース】
薬剤師が将来過剰になるから、薬学部の入学数を厚生労働省が抑制へ。以下の事も想像できる。
「登録販売者が将来過剰になるから、受験者数を厚生労働者が抑制へ」
資格は早めに取っておきましょ!
未来は何もわからないヨhttps://t.co/gS0mszB5mS
— YuuMUTSUKI/登録販売者勉強ブログを書く人 (@YuuMUTSUKI) July 21, 2021
薬剤師が将来過剰になるから、薬学部の入学数を厚生労働省が抑制へ。
以下の事も想像できる。
「登録販売者が将来過剰になるから、受験者数を厚生労働者が抑制へ」
資格は早めに取っておきましょ!
未来は何もわからないヨ
登録販売者も、2021年度で20万人以上の人が累計で合格しています。そろそろ難化してもおかしくはありません。首都圏ブロックは鬼の難しさ!とツイッターの登録販売者勉強アカウントで言われます。
それには、理由があるのです。
まとめ
【登録販売者の勉強方法】過去問題勉強が最強説に白黒つけようか!【根拠あり】のまとめ
・過去問最強説で勉強して合格するには条件は2個
1.資格試験の合格率が過去実績で50%以上はある。
2.絶対評価の資格試験であること。合格基準が明確化されており基準に達せば全員合格の資格試験。(落とすための試験ではなく合格させるための試験)
・過去問をテキスト代わりに勉強する(過去問最強勉強方法)のは良いが、過去問の正解・不正解の理由を調べるのに時間がかかる。
・登録販売者の試験の難易度は年々上がっている。問題の変化3個に対応できない。
1.問題も形式の変化(お客様が問いかけるような事例問題形式)
2.過去試験に出題されていない「医薬品・漢方・生薬」を積極的に出題
3.試験の手引き以外の製薬名も問題文中に登場する
過去問最強説は「過去の同じような問題が同じ問題形式で出題される資格試験」に有効です。
登録販売者の勉強を始めようかなぁ~と考えている人が読んでくれたら嬉しいです。
登録販売者の勉強方法は以下の2個の勉強方法をおすすめします。
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