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【登録販売者試験の手引き改訂】変更点のまとめ【2022年度(令和4年)】

YuuMUTSUKI
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現役の登録販売者です。 学生時代にアルバイト中に登録販売者の資格試験に合格しました。 一発合格で2ヵ所受かりました。 登録販売者としてアルバイト、パート、社員の立場で働いた経験があります。働いた業態はコンビニ、スーパー、コンビニで登録販売者です。このブログ「登販部」名は、緩いつながりの部活みたいなサイトになればいいなぁという思いでつけました。以下の「詳しいプロフィールはこちら」に登録販売者についての私のQ&Aをまとめています。
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登録販売者の試験範囲の改訂がありました。俗に言う手引きの改訂です。2022年度(令和4年度)の改訂箇所はどんな感じ?もう勉強始めてるんだけど覚え直す箇所はどこ?変更箇所をまとめて知りたい。重要なポイントはあるかしら?試験に出る可能性はある?この記事ではそんな疑問のお答えします。

侑(Yuu)

この記事を読んでわかる事(記事の内容)

・登録販売者の試験の手引きが改定されました。2022年(令和4年度)

・2022年(令和4年)の登録販売者試験の手引きの改訂点まとめ

・「試験問題作成に関する手引き」の改訂に対する対策は?勉強方法はどうする?

・登録販売者の手引き改訂箇所の出題予想!章ごとの難易度ランキング

・登録販売者の改訂箇所(変更点)自作テキストの作り方

・2022年の手引き改訂後の初めての登録販売者試験問題を手に入れる!

・まとめ

ではいってみましょう。

登録販売者の試験の手引きが改定されました。2022年(令和4年度)

今週、以下のツイートしました。

登録販売者試験の手引きが改定されました。

俗に言う厚生労働省が発表する「試験問題作成に関する手引き」の改訂です。

久しぶりの改訂ですね、今年すでに勉強開始している人は要チェックです。

▼こちらから厚生労働省のホームページですhttps://t.co/UwqPFuYsdc

まずは厚生労働省発表の「試験問題作成に関する手引き」をしっかり確認してみましょう。

私も気になるから読んで見ました。

▼こちらが

平成30年3月版からの改正履歴入り

になります。青色で変更点が解るようになっています。

すでに今年の登録販売者試験勉強を始めている人は「まじでぇ~」て感じですね。

でも、そこまで神経質になることもありません。まずは変更点をしっかり確認してみましょう。

 

2022年(令和4年)の登録販売者試験の手引きの改訂点まとめ

変更点をまとめてみました。大きめの変更点は以下の感じです。私が気になったところを拾ってみました。

章ごとに「削除項目」と「追加項目」、「削除と追加で書き直し」を分けてまとめるのが良い。なぜならば章ごとに試験問題は出題されるからです。

■第1章

削除項目

・大きな箇所はなし

追加項目

・PL法

・小児、高齢者等への配慮で追加(新生児:生後4週未満)

削除と追加で書き直し

・医薬品のリスク評価で「健康食品」、「セルフメディケーションへの積極的な貢献」、「使用する人の誤解や認識不足に起因する不適正な使用 」、「C型肝炎訴訟」で追加と削除

■第2章

削除項目(一部削除)

・無菌性髄膜炎で真菌が削除

追加項目

・【副腎】で「エピネフリン」や「ノルエピネフリン」の追加、

・(f) 外用局所に適用する剤形 で軟膏 剤、クリーム剤で表現追加

・「副作用情報等の収集と報告」の追加

削除と追加で書き直し

・呼吸器系で表現の変更(×:凹凸→〇:凸凹)

■第3章

削除項目(一部削除)

・(e) 痰の切れを良くする成分(去痰成分) でセミアルカリプロティナーゼ、ブロメラインの削除

・炎症を和らげる成分(抗炎症成分) でリゾチーム塩酸塩の削除

・(b) 止瀉成分の腸内殺菌成分で木クレオソートの削除(生薬成分へ移動)

・ 抗炎症成分 でリゾチーム塩酸塩の削除

・1)きず口等の殺菌消毒成分で、マーキュロクロムの削除

追加項目

・(d) 咳せきを抑える成分(鎮咳成分) で12才未満の小児には使用禁忌の追加

・① サリチル酸系解熱鎮痛成分でサリチル酸ナトリウムの追加

・アセトアミノフェン で、「食後の服用が推奨されている。」の表現追加

・(g) 生薬成分 でのオウヒ で「カスミザクラ」が追加

・(b) 殺菌消毒成分で「クロルヘキシジン塩酸塩」が追加

・漢方の安中散で「胃もたれ、嘔吐」の追加

・「胃の薬の服用方法」の項目追加

・③ 腸内殺菌成分 で表現の追加

・(b) 止瀉成分の生薬成分 で木クレオソートの追加

・ビサコジル、ピコスルファートナトリウムで説明追加

・2)代表的な配合成分等、主な副作用の(a) 抗ヒスタミン成分で「フマル酸塩、エピナスチン塩酸塩、フェキソフェナジン塩酸塩、ロラタジン」が追加

・ 目の薬の抗炎症成分でベルベリン硫酸塩の追加(リゾチーム塩酸塩は削除))

・目の乾きを改善する配合成分で精製ヒアルロン酸ナトリウム

・忌避成分でイカリジンの追加

削除と追加で書き直し

・漢方の体力が変更になった(表現の厳密化)

当帰飲子 ✕体力中等度→〇体力中等度以下

神秘湯 ✕体力中等度あるいはそれ以上→〇体力中等度

麻杏甘石湯 ✕体力中等度あるいはそれ以上→〇体力中等度以上

・ 桂枝加朮附湯、桂枝加苓朮附湯で追加と削除

・ 一般用検査薬の【検出感度】の表現変更(×:陰性→〇:陰性)(×:陽性→〇:陽性)

第4章

削除項目(一部削除)

・大きな部分は無し

追加項目

・「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律の目的等」で追加

・Ⅲ 医薬品の販売業の許可で「地域連携薬局」、「専門医療機関連携連携薬局】」、「健康サポート薬局」の追加

・【薬剤師不在時間等】 で「登録販売者業務」で追加

・Ⅳ 医薬品販売に関する法令遵守 で「違反広告に係る措置命令等」、「課徴金制度」の追加

削除と追加で書き直し

・【保健機能食品等の食品】で 「特定保健用食品」、「栄養機能食品」、「機能性表示食品」の追加と削除

第5章

削除項目(一部削除)

・大きな部分は特になし

追加項目

・大きな部分は特になし

削除と追加で書き直し

・【添付文書情報の活用】で削除と追加

登録販売者の試験問題にどこまで反映される、影響が出るかはわかりません。細かい表現をピックアップすればキリがありません。

ですが変更点が全て試験問題に反映されるわけはありませんので、落ち着いていきましょう。

「試験問題作成に関する手引き」の改訂に対する対策は?勉強方法はどうする?

2022年度登録販売者試験に向けて勉強している人は「かんべんしてよ~」て感じですよね。ここからは手引き改訂にどう対策するかについて考えていきます。

まず登録販売者試験勉強の進捗状況によって対策は違ってきます。

勉強の進捗状況によって分けて考えてましょう。

1.すでに登録販売者のテキストは読破して過去問のチャレンジ中の人

2.登録販売者テキストで勉強中の人(過去問はまだしていない)

3.登録販売者試験の過去問中心の勉強中の人

4.まだ登録販売者のテキストも購入していなくて勉強をスタートしていない人

上記の4個のパターンに分類されるでしょう。

・すでに登録販売者のテキストは読破して過去問のチャレンジ中の人

→「試験問題作成に関する手引き」から削除と追加を分類分けして、追加部分のノートを作成する。

それで再確認をするのが良い。

・登録販売者テキストで勉強中の人(過去問はまだしていない)

→まずは現在テキストで「削除」部分を全て二重線で消してしまいましょう。

そして追加部分のノートを作る。あるいは「手引き」を印刷して追加の部分を切り取りスクラップノートを作る。この辺は好きな方で良い気がします。

それで勉強を継続しましょう。

・登録販売者試験の過去問中心の勉強中の人

→過去問の言い回しなどの変更で過去問の表現で覚えていくと間違って覚える可能性がある。

ここはテキスト勉強に今年は軸を移す方が良い気がします。テキストの改訂版は5月下旬から6月にかけて販売される。そこで改訂版テキストで勉強するのがいい。

・まだ登録販売者のテキストも購入していなくて勉強をスタートしていない人

→私なら5月下旬から6月に販売される改訂版テキストで勉強を本格的にスタートします。

それまで勉強するならば第3章と第5章を勉強しましょう。第3章は覚える事が多いので旧テキストで勉強しておいても損することはありません。

あと補足です。

今年は過去問勉強最強説は通用しません

最後に、今年の手引き改訂で一番不安に思うことが一つあります。

それは今年は手引きの改訂で過去問勉強方法が通用しなくなる可能性がある

過去問の問題の表現はすべて旧改訂前の表現だからです。

ちょっとした言い回しや表現の改訂で2022年度登録販売者試験は問題に引っ掛けをを作のが容易になるからです。

旧手引きの表現と新手引きの表現、言い回しの差で正誤を問われると難易度が爆上げになります。

過去問勉強がマイナスになる可能性があります。今年はテキスト中心勉強方法でいきましょう。

手引き変更年受験が有利な2つの理由

プラスな事を考えると2個です。

1.改訂・変更箇所が出題されやすい

2.改訂・変更箇所は素直な問題になりやすい

そりゃ改訂箇所をいきなり引っ掛けてくることは少ないと考えます。素直な問題で改訂箇所を理解しているかを問うと考えます。

登録販売者の手引き改訂箇所の出題予想!章ごとの難易度ランキング

2022年3月に行われた登録販売者の試験問題作成に関する手引きの改訂で各章の難易度ランキングはどう変わったのでしょうか?

結論から申しますと第4章が難易度が上がったと判断します。理由は大きな削除がなく追加項目が多いからです。

章ごとの手引き改訂の難易度アップの影響度ランキング

1位:第4章(追加ばかり。しっかり勉強する必要あり。単純にボリューム大幅アップです)

2位:第3章(改訂前からも難易度MAXの3章です。削除もありますが追加も多いです)

3位:第2章(「副作用情報等の収集と報告」を追加で勉強する必要あり)

4位:第1章(変更もそれほど大きくなく、常識で解答できる第1章ですから若干の影響で済みそう)

5位:第5章(改訂前とあまり変わらず一番影響がありません)

第4章は特に勉強しておくべきです。登録販売者試験は各章ごとに足切りがありますから50%以上5割は確実に得点する必要があります。捨てることはしないこと。

第4章でぜったい勉強しておくべき改訂項目3箇所

1.Ⅲ 医薬品の販売業の許可で「地域連携薬局」、「専門医療機関連携連携薬局】」、「健康サポート薬局」

2.Ⅳ 医薬品販売に関する法令遵守 で「違反広告に係る措置命令等」、「課徴金制度」

3.【保健機能食品等の食品】で 「特定保健用食品」、「栄養機能食品」、「機能性表示食品」

今回の手引きの改訂で第4章部分はがっつりボリュームアップです。

旧テキストでは第4章の改訂内容をカバー出来ません。2021年以降の過去問題集も第4章は意味が無い。だから改訂追加箇所はしっかり勉強しておくことが得点アップの近道です。

改訂をチャンス幸運に変えていきましょう。

登録販売者の改訂箇所(変更点)自作テキストの作り方

登録販売者の旧テキストで勉強している人は改訂版テキストを買うかどうか迷うところですよねぇ。

私ならどうするかなぁ?

私なら「手引きから改訂箇所を抽出したテキスト」を作ります。簡単手軽な作成方法をご紹介します。

ズバリ「2022年手引き改訂箇所抽出テキスト」です。

手順は以下の感じです。

1.作り方は厚生労働省のHPへパソコンからアクセス

2.厚生労働所HPから手引き変更箇所(青色部分)をコピー&ペーストでエクセルかワード、グーグルドキュメントに貼り付けます。

3.それをパソコンに保存して手引き抽出部分テキストを作成

4.手引き抽出部分テキストをUSBメモリーに保存する

5.コンビニセブンイレブンのマルチコピー機でUSBデータをコーピーして出来上がり

これで「手引き変更点抽出テキスト」は簡単に楽に作れますよ。手引きの原文コーピーは読みにくいですけど、登録販売者試験問題の言い回しは手引き原本から出されます。だから手引き原本の言い回しに慣れておくことは大切です。

登録販売者試験は国語力が問われる部分もありますので、読解力を身に着けるためにもおすすめです。特に第4章の法律的な言い回しになれるためにも良いです。

こちらが

平成30年3月版からの改正履歴入り

になります。青色で書かれているところが削除及び追加点になります。

2022年の手引き改訂後の初めての登録販売者試験問題を手に入れる!

手引き改訂後の登録販売者試験問題が気になりますよね。

2022年(令和4年)の登録販売者試験のスケジュールが全ブロック(都道府県)発表されました。

トップバッターは8月28日(日)の関西広域連合ブロックです。登録販売者試験では関西広域連合ブロックはちょっと特殊な構成です。

大阪府、京都府、兵庫県、和歌山県、滋賀県、徳島県、福井県の7都道府県になります。

奈良県は別途で9月25日(日)が試験日です。

改訂後の登録販売者試験トップバッターの関西広域連合の受験者には使えませんけど、改定後試験問題は絶対に模擬テストとしてやっておきましょう。

改訂箇所で出題された箇所をチェックする。2022年の登録販売者試験で全ブロックで形を変えて出題される可能性があります。

なぜなら、試験の難易度は公平が建前です。ならば改訂箇所で出題される部分は同じにならないと公平ではありません。

関西広域連合の2022年手引き改訂後試験問題は関西広域連合ホームページなどで公開されます。必ずチャレンジしておきましょう。

まとめ

この記事のまとめ。

・登録販売者の試験の手引きが2022年度(令和4年度)改訂されました。改定とは試験内容が変わったという意味です。(但し大きな変更ではありません、心配しないで)

・「試験問題作成に関する手引き」を確認すれば全ての変更点は確認できます。

・私的には第4章が変更点が多く試験に出る予感がします(信じるかどうかは自己責任でお願いします)

・手引き改訂で過去問中心の勉強方法は通用しない可能性が高い

・今年はテキスト勉強中心でいくのが良し(旧テキスト使用の場合削除項目、追加項目ノートを活用する)

・改訂箇所は素直な問題で出題される可能性があり得点のチャンスにもなる

・第4章は必ず改訂箇所は勉強しておく。

・手引き改訂箇所(変更点)抽出テキストは簡単に作れます(パソコンだけ必要)

・改訂後の初めての試験問題は8月28日の関西広域連合です。他ブロック(都道府県)受験の人は必ずチャレンジしておきましょ。そして手引き改訂での出題箇所をチェックして勉強しておく。

登録販売者試験の手引き改訂対策としてはいろいろ方法があります。変更点が少ない章をまず勉強して、改訂版テキストが5月頃から発売されますので変更点の多い第4章は新テキストで勉強する方法などです。

関西広域連合ブロックの登録販売者試験問題が改訂後初の試験問題です。改訂箇所で出題された部分をチェックして勉強は絶対にしておきましょね。

■登録販売者の勉強方法関係

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現役の登録販売者です。 学生時代にアルバイト中に登録販売者の資格試験に合格しました。 一発合格で2ヵ所受かりました。 登録販売者としてアルバイト、パート、社員の立場で働いた経験があります。働いた業態はコンビニ、スーパー、コンビニで登録販売者です。このブログ「登販部」名は、緩いつながりの部活みたいなサイトになればいいなぁという思いでつけました。以下の「詳しいプロフィールはこちら」に登録販売者についての私のQ&Aをまとめています。
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