【登録販売者の転職】コンビニはおすすめできない理由を4個語る!コンビニには裏がある!【個人の見解です】
登録販売者の仕事場探しについて書いています。登録販売者として仕事をするならコンビニは辞めた方が良いとう理由を書いています。個人の見解です。私はアルバイトを含めればドラッグもコンビニもスーパーも経験してきました。「登録販売者の転職を考えている、コンビニってどうなんだろう?」という人向け。この記事ではそんな悩みにお答えします。
侑(Yuu)
この記事を読んでわかる事(記事の内容)
・登録販売者の転職でコンビニはおすすめしない!理由は4個
・コンビニで登録販売者として何年勤めてもスキルが向上しない、
・コンビニとドラッグ等の運営方法の違い
・登録販売者を求人しているコンビニはローソンとファミリーマート。なぜセブンは求人がないのか?
・私が登録販売者で転職しようとした時に考えた3個の基準
・まとめ
以前以下のツイートをしました。
登録販売者の人生で「山は3つ」ある。
1.登録販売者になる一番の山は「試験合格」で間違いない。
2.次の山は「実務経験2年」の確保。これで晴れて一人前の登録販売者。
3.そして次来る山が「働く場所」探しです。
3つ目の山は来ない人もいるが、普通は考えると思う。
— YuuMUTSUKI/登録販売者勉強ブログを書く人 (@YuuMUTSUKI) June 27, 2021
私も3つ目の山が来るとは思わなかった。
登録販売者の人生で「働く場所」ってすごく大切。また試験と違って「正解がない問題」でもある。
人それぞれ違うように正解がそれぞれ違う。
転職活動をして「不正解」は分かってきた。
コンビニで転職で登録販売者を選ぶのは辞めた方が良い。
例外は
— YuuMUTSUKI/登録販売者勉強ブログを書く人 (@YuuMUTSUKI) June 27, 2021
医薬品販売しているコンビニで普通にアルバイトから始めて、登録販売者の資格を取った人かな。
理由は今度ブログ記事にでもしてみます。(コンビニのオーナーさんに怒られるかな)(;^ω^)
— YuuMUTSUKI/登録販売者勉強ブログを書く人 (@YuuMUTSUKI) June 27, 2021
登録販売者の人生で「山は3つ」ある。
1.登録販売者になる一番の山は「試験合格」で間違いない。
2.次の山は「実務経験2年」の確保。これで晴れて一人前の登録販売者。
3.そして次来る山が「働く場所」探しです。
3つ目の山は来ない人もいるが、普通は考えると思う。
私も3つ目の山が来るとは思わなかった。
登録販売者の人生で「働く場所」ってすごく大切。また試験と違って「正解がない問題」でもある。
人それぞれ違うように正解がそれぞれ違う。
転職活動をして「不正解」は分かってきた。
コンビニで転職で登録販売者を選ぶのは辞めた方が良い。
例外は
医薬品販売しているコンビニで普通にアルバイトから始めて、登録販売者の資格を取った人かな。
理由は今度ブログ記事にでもしてみます。(コンビニのオーナーさんに怒られるかな)(;^ω^)
上記のツイートの深堀りも含めて解説していきます。
それでは詳しく書いていきます。
登録販売者の転職でコンビニはおすすめしない!理由は4個
登録販売者で働くということは身もふたもない言い方をすれば「資格を利用してお金を効率よく稼ぐ」ことが目的です。
最低3ヶ月以上はみんな勉強して試験に合格し、2年間の実務経験を確保します。その後給与(時給)が上がり、登録販売者の資格を得た努力(苦労)を回収していく。
登録販売者の資格を高く評価してくれる(給与が高い・時給が高い)会社で働きたい(稼ぎたい)というのは普通だと思う。特にアルバイト・パートさんの立場なら尚更です。
以上の事を前提に考えると
登録販売者の仕事場としての将来性(長く働けること)がとても大切です。
コンビニエンスストアの登録販売者って「将来性」が無いと考えます
理由は大きく2個です。小さい理由では2個です。
1.一般用医薬品の販売中止リスク 2.閉店リスク 3.医薬品販売の接客スキルが向上しない(知識がどんどん溶けていく) 4.仕事のやり方の違い
一般用医薬品の販売中止リスク
コンビニエンスストアが一般用医薬品販売に乗り出すニュースを最近よく目にします。一見コンビニもとうとう一般用医薬品販売に乗り出すのか…、これで登録販売者の認知度や働く場所が増えるというのが登録販売者の感想だと思う。
【ニュース】ローソン、医薬品販売450店に倍増 規制緩和を機に: 日本経済新聞
う~ん。さてどうなるか?
もうすこし様子見ですね。https://t.co/p1hAPoID1L— YuuMUTSUKI/登録販売者勉強ブログを書く人 (@YuuMUTSUKI) June 24, 2021
でも、冷静にニュースを読むとローソンやファミリーマート、セブンが実験的に始めた感じです。記事ではローソン全店舗14,000店の3.2%しか始める計画はない。
つまり、コンビニも一般用医薬品の販売は売上向上・利益アップになる確信がないから実験的に数%の店舗でしかやらないということ。つまり医薬品を売ることでメリットが無ければ売るのを辞めますと言っていると同じです。
ぶっちゃけ医薬品を売っているコンビニは医薬品の売上はほとんどありません。
当然オーナーさん的には「薬を売るのを辞めた方が儲かる」という判断になりがちです。医薬品販売コーナーに他の商品を置いた方が儲かる、医薬品販売の為に登録販売者を雇用すれば資格手当分の費用が発生する
ローソン、「Uber Eats」で北海道初となる医薬品の配達を開始#Yahooニュースhttps://t.co/MfBeC28fsm
— YuuMUTSUKI/登録販売者勉強ブログを書く人 (@YuuMUTSUKI) June 28, 2021
上記の記事ではウーバーで医薬品の販売も始めます。と言う記事ですが私の感想は「ここまでして薬を買う人はいないでしょう。」と思う。そこまで体が不調ならば「病院へ行くのでは?」と。
ウーバーまで利用するという事は、やっぱりコンビニでは薬は売れないからウーバーまで利用しようとしているんだぁ、というのが私の感想です。
閉店リスク
そしてコンビニは撤退が早い。お店も建てて売れなければ、簡単に潰します。閉店のスピードが速い。
コンビニは閉店リスクは、常にあります。これはドラッグストアやスーパーなどと比較して一番判断が早い。働いている登録販売者にとっては大問題です。
コンビニ経営の判断では正しいことですが、働く側の立場としてはリスクになります。
閉店リスクは企業の資金力と開店した費用がおおきければおおきほど、簡単には撤退しません。
そういう意味ではドラッグやスーパー・ホームセンター・ディスカウントストアはよほどの売上不振が無い限り閉店することはない。
コンビニで登録販売者として何年勤めてもスキルが向上しない
コンビニエンスストアの登録販売者の仕事の特徴として以下があります。
他の一般用医薬品販売業界に比較して圧倒的に接客販売することがない医薬品をコンビニより多く売るドラッグストアでも医薬品のアドバイスを求められることは少ない。ましてや販売数の少ないコンビニでは接客販売することは皆無です。
コンビニは他の一般用医薬品を販売する業態と比較して圧倒的に少ないです。普通に考えて薬が欲しいと思えばよほどの急用ではないかぎりドラッグストアへ消費者は買いに行きます。
薬を販売する機会が少ない事は、どうしても医薬品の知識の忘れや販売スキルの低下になります。
これは、登録販売者として何年勤めてもスキルが向上しないだけでなく、学んだ知識が溶けていくことになる。
ぶっちゃけ、コンビニのオーナーさんは即戦力は実務経験2年ありの登録販売者のみ求人している。
また、コンビニ業界の本音は「第2類、第3類医薬品の販売は登録販売者いなくてもOKにしてよ」でしょう。そうすれば高齢化社会に向けて一般用医薬品の消費者のアクセスは各段に向上します。
コンビニ業界は短期的には登録販売者の雇用先の増加が期待できる存在だが、長期的には業界で2分の1ルール撤廃に動いたように、登録販売者不要論の立場であるのは間違いない。
だって、登録販売者制度が無い方が儲かるからねぇ。
社会的にはコンビニ業界の動きは正しいが、個人の登録販売者にとっては不利益です。
コンビニとドラッグ等の運営方法の違い
ドラッグ等は一人で黙々と仕事が出来る、だがコンビニはペアで仕事をしなければならないすこし詳しく書いてみます。
私が、「コンビニで登録販売者で転職しようと思っているんだけどどう思う?時給もいいし。」と相談されたことがあります。
その時答えた事は、
「そうだねぇ。コンビニの登録販売者って働くスタイルが違うよね。ドラッグとかスーパー・ホームセンターの登録販売者って基本的に一人で仕事(作業)する。でもコンビニって2人でお店の時間に決められた作業を回すスタイル。だからペアになる人と相性が大切な気がする」
「コンビニで登録販売者で働くことを考える前に、2人でペアで仕事をするスタイルが平気がどうか?が重要じゃないかなぁ。」
これは、コンビニとドラッグやスーパーの仕事の仕組みとして大きく違うところです。ドラッグ等は黙々と自分の仕事を割り当てられた仕事をスケジュールどおりこなしていく。他の人と話すことはほとんどない。
しかし、コンビニは仕事の調整をペアになった2人でコミュニケーションをとってこなしていかなければならない。人との付き合いが深くなるのはメリットでもあるが、苦手な人にとってはデメリットでもある。
登録販売者を求人しているコンビニはローソンとファミリーマート。なぜセブンは求人がないのか?
登録販売者の資格を活かしてコンビニは求人しているかな?と求人を調べた人は多いでしょう。
一般用医薬品の販売に積極的なコンビニは2社です。
・ローソン
・ファミリーマート
ここで多くの人は疑問に思うと想像します。「あれ?セブンイレブンは登録販売者の求人は出してないんだ。セブンイレブンは薬の販売をしそうなのに何で??」という疑問です。
なぜセブンイレブンは一般用医薬品の販売に積極的ではないのでしょうか?
セブンイレブンの一般用医薬品販売のスタンスは以下です。
規制緩和が今後も進み登録販売者がいなくても医薬品が販売できるようになるのを待つている
です。
登録販売者が不要になればセブンイレブンは医薬品販売に進出します。セブンイレブンは登録販売者不要になると将来期待して動いています。
もし、登録販売者が不要で一般用医薬品が販売できる未来が来れば登録販売者の資格の価値ってどうなるのでしょうか?救済措置はできるのでしょうか?
セブンイレブンは登録販売者不要を願うコンビニ業界を象徴していると言えるでしょう。
私が登録販売者で転職しようとした時に考えた3個基準
私がいろいろ物事を考える時に意識している事が3個あります。それは時間軸・立場・性格の3個です。この3個によって結論が違うと考えるからです。
時間軸:短期、長期の業界の展望 立場:あなた個人の立場から、社会的な立場から 性格(興味):コミュニケーションの必要性(一人で黙々と働きたいか)
登録販売者で転職を考える時、業界では以下の3つが候補にあがります。
・ドラッグストア業界 ・スーパー・ホームセンター・ディスカウントストア業界 ・コンビニエンスストア業界
私が登録販売者として転職した時に一番優先したことは「登録販売者として長期で登録販売者として仕事をやっていきたい」ということでした。
その考えからまずは業界をしぼりました。
そうなると、コンビニ業態は「登録販売者として仕事をやっていくのに長期の将来性」に不安を感じます。
ひと昔前コンビニ大手3社はそろって「レジ横にドーナツショーケース」を設置して大規模にドーナツ市場に参入しました。ですが、売れないと判断すれば、現在のコンビニのようにドーナツショーケースは撤去してしまいます。
コンビニの一般用医薬品の販売チャレンジもドーナツの時と一緒になるとはわかりません。
ですがドラッグなら医薬品の販売を辞めることはあり得ません。医薬品を販売している3業態の中で最も撤退をする可能性が高いのがコンビニです。
ドラッグの高速出店が続けば、コンビニ業界を超えるのは時間の問題です。ドラッグとコンビニの競合になれば私はドラッグ業界が有利と予測している事も理由にあります。
まとめ
【登録販売者の転職】コンビニはおすすめできな理由を4個語る【個人の見解です】のまとめ。
今回の記事では「登録販売者が転職でコンビニはおすすめか?」についてフォーカスしています。
記事の立場では、長期的な視点です。個人の考えとして聞いてくれれば幸いです。
・登録販売者として転職でコンビニエンス業界をおすすめしない理由4個
1.一般用医薬品の販売中止リスク
2.閉店リスク
3.医薬品販売の接客スキルが向上しない(知識がどんどん溶けていく)
4.コンビニエンス業態はペアで仕事をするのがドラッグストア業態との大きな違い
・【コンビニの裏の顏】コンビニ業界は2分の1ルール撤廃に動いたように登録販売者不要論の立場
いろいろな意見がありますが、以下の3つの基準から決めれば自分にとっての正解が見つけられると信じます。
登録販売者で転職を考えている人、登録販売者でコンビニってどうなんだろう?と思っている人が読んでくれたら嬉しいです。
蛇足ですが、コンビニで医薬品を大々的に全店導入するのは、第2類第3類医薬品が登録販売者常駐義務が規制緩和で撤廃したときと予測しています。
そうなれば登録販売者の位置付けはどうなるのでしょうか?未来はわからない、でもいろいろ考えて対応するしかない。
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